起源は1860年代のフランスの植木職人によって、
固くて脆いコンクリートと、柔軟だが粘り強い鉄筋を組み合わせて
より強固な器や容器を作る為に開発された後、建物などに応用されていったのがその始まりとされています。
コンパネと呼ばれる木製の板で組んだ型枠の中に、補強用に組み上げた鉄筋を設置。
その型枠の中に液状のコンクリートを流し込んで凝固させ、柱や梁を形成させます。
コンクリートと鉄筋の弱点と利点をうまく組み合わせたこの工法は、
非常に強固でマンションや高層ビルなどの大規模建築に採用されることが多い。
また、型枠の形状次第で自由に形成できることから、設計自由度が高いため
意匠性の高いデザイン建築にも採用されることが非常に多いです。
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