中・大規模木造建築物の魅力 ③“京都木材会館”

2016/3/8 『京都木材会館』完成見学会に参加した。
元々のDSC_8736_00002kouenkai06
『京都木材会館』の老朽化が目立ち、さらに、木材会館なのに「らしくない」ということもあり、
(1)京都産木材を100%使用し、地元の設計事務所・工務店が参画して建て替えるということで、画期的なことと思います。これが、更に拡がるよう協力したい。
(2)京都の“木”の文化を次世代に伝えるため、この木造4階建てを広く発信していきたい。
という基本コンセプトのもと、
地場の設計事務所・工務店による中層の耐火木造建築を実現しようとするもの。
1・2階は、木現し耐火部材(木材+せっこうボード+木材の3層からなる認定部材)を採用した耐火による純ラーメン構造としている。また、外周外壁の一部に、木製ルーバーを用いて、ファサードにも木質の意匠を実現している。
地域に根差した木造耐火モデルプロジェクトとして、他の参考となることが期待される。DSC_8742_00008DSC_8761_00027DSC_8770_00036DSC_8740_00006

2016年03月28日 | Posted in 建物探訪記